~1日目~
上高地~長塀山~蝶ヶ岳
8月17日。起床するとまだ辺りは真っ暗。暗闇の中、朝食を作る。
今回のメニューはソーミンチャンプルーだが・・・?
なんだこの・・・なんだ?
もっさりというかぐっちょりというか、とにかく上手くいかなかったようである。
失敗し、うろたえる我々にマキヒトさんが救いの手を差し伸べる。そう、乾燥ニンジンである。
ありがてぇ
ニンジンを乾燥させることで甘みを引き出すことに成功、さらにかさばらないという素晴らしい発明品である。これのおかげで完食することができた。
食事が済んだらテントを片付け、出発する。まずは長塀山の麓、徳沢ロッジに向かう。
集合写真をパシャリ
遂に始まった・・・!
道中の景色もなかなか良い。それにしても結構歩く・・・。
しばらく進むと徳沢ロッジに到着。この時点で結構疲れてしまった・・・。
徳沢ロッヂ
まだ序盤も序盤
一息ついたらいざ、長塀山へ。
わかりづらいがめちゃくちゃ急登
さて、この長塀山、めっちゃキツイ。ヤバい。一日で標高何m上げるんだっていうぐらい登る。半端ない。しかも森。景色が変わらないから飽きる。
かなりうっそうとしている
なが~いグミを食べる番場と石井さん。シュール。
休憩の様子。長い登りにうんざりする。
弱音を吐きながらも登り続ける。しばらくすると・・・
蝶ヶ岳まであと4㎞の文字が。まだまだじゃないか!つらい!
もう完全に気がめいってしまったが、井野場さんに励まされつつドンドン登る。
あと3㎞
余りにもつらい登りに身を震わせる
そして遂に長塀山の山頂に到達!!!つらかった!!!
しかし森林限界を超えていないせいか、見晴らしもよくないし、あまりぱっとしない。
蝶ヶ岳まではまだあるんですけどね
ちゃんと三角点もある
ひとまず関門を乗り越えてホッとするが、本日の目的地は蝶ヶ岳。ここは通過点に過ぎない。
十分に休息をとったら再び出発。まだまだ森が続く。
うっそうとしている
いい加減森にも飽きた。いっそのことすべての木を切り倒してしまえばどんなに気持ちいいことか、などと考えていると、突然視界が開けた。そう、蝶ヶ岳である。
ふぁっきんふぉれすともやっと終わってくれた
かなり高度を上げたことが実感できる。絶景かな!絶景かな!
やっとゆっくり休める
集合写真
倒れこむ番場の姿からどれだけきつかったかが伺える。私も思わず倒れこんだ記憶がある。
そのあとはテントを張り、飯を食った。今回のメニューはサバの味噌煮とサラダ。舌鼓を打った。
他の班はお好み焼きを作っていたが失敗していた。
「試作はうまくいったんだよ~」とヒロトが嘆いている隣で食う味噌煮は特別な味がした。
調理風景
うめぇ
あとは天気図を書いたりしたら、もう就寝である。体は休息を求めているので、それに応えなくてはならない。
「明日は今日ほどつらいことにはならないだろう。」
この考えがいかに甘い考えであるか、翌日、私は思い知らされることになるのであった・・・。
文責:梨本一樹
以下、写真
徳沢ロッヂ。でかい。
途中で杖を手に入れたが、邪魔だったので捨てた。
水たまりに木が渡されていて足場になっていた場面が多かった。
妖精の池とかいう池。オタマジャクシが沢山いて結構キモかった。
森なので植生は豊か。
マキヒトさん、石井さん、小室さん。石井さんは「フルグラの”グラ”だけを食べることでフルーツの割合を高める」などと言っていた。しかし、余りにもグラの量は多かった。
遠方にみえる槍と槍ポーズでツーショットを撮る田村さん、小野里さん、井野場さん
倒れこんだ
植生
テント場と雲海。テント場はなかなか盛況だった。
雲海をみると写真を撮りたくなるよね
山小屋。トイレが死ぬほど臭かったので死んだ。



















































