旅行記

日本~ラダック

今年は長期や 無能でおなじみ教務課のせい 学科の研修の関係で9月の後半しかまとまった時間が取れなかったので、今回の旅はそれを目いっぱい使うこととなった。

わしは宗教上の理由で乗り継ぎ時間激長のLCCしか使わないおじさんなので、往路復路それぞれ2日ずつ移動に費やすことになった。

往きは成田→ドンムアン(タイ)→カルカッタ(インド)→ニューデリー→レーという感じで3回乗り継いだ。

今回初一人海外かつ初国際線(LCC)乗り継ぎだったので最初のタイで非常に右往左往しちゃった…やだ恥ずかしい…。

どうもLCCは一度入国カウンターを通り空港から出て、もう一回入り、航空会社のカウンターでチェックインをし、

手荷物検査をし、出国カウンターを通って戻ってくるという一連の流れを乗り継ぎごとにしなければならないらしい。

当然そんなことは知らない英弱おじさんに対して断片的なことを早口で説明する受付の人の話を聞き取り、

なんとか出発ロビーにたどり着くまでだいたい2~3hはかかった。ひと段落してロビーで食ったメガマックは素直においしかった。

カルカッタについたのは早朝というか未明だったので、アサルトライフルを持った歩哨以外はほとんど誰もいない空港をうろうろして、国内線の受付前の床でビバーク(迫真)。やれやれ。

朝起きたら受付のお姉さんとおじさんが話しかけてきて、バラナシとか行くん?って聞かれたのでラダック行くんよって答えたら結構驚かれた。

そんなこんなで、カルカッタから首都デリーへ。

デリーでは19hくらい乗り継ぎ時間があったので、市内を散策してみることにした。空港のwifiで情報収集をした結果、

メインバザールなるところに行ってみることに。まあ、タイのカオサンみたいな感じやろと思っていたらそんなことはなかった。

清潔感あふれる地下鉄から降りて地上に出ると、タイのタイ臭とは似ているが明らかに違う臭いがした。これがインド臭かと。

通りを一本それると、薄暗い通りにすえた臭いが充満し、なぜか生ごみの山があったり、すれ違うのがやっとの幅の道をバイクが爆走していたりで、

まあ、これが異国情緒やでって感じに構えてたが、だんだん余裕がなくなってくる。

たまらず通りに戻ると、と客引きが「ジャパニーズ、こんにちは!(日本語)」と声をかけてくる。

諸賢はすでにご存じのことと思うが、海外で向こうから話しかけてくる輩や、日本語で客引きをする輩にまともな人間はいない。

当然、ガンシカして歩き去ろうとするが、インド人はしつこい。とにかくしつこい。

しつこく追いかけてきて、しまいには肩をつかまれ始めたあたりで心が折れた。。。やだ、怖い。。。

無茶苦茶に歩いて何とか振り切り、空港にたどり着いたのがだいたい15時くらい。

インドの空港はすべての出入り口に兵士が立っていて、フライトスケジュールの書類を見せないと入れてくれない。

ぼく「いれてください(予約の紙をみせながら)」

兵士「おまえこれ明日の朝の便じゃん。まだ早いからダメです。」

ぼく「お願い」

兵士「だめ」

みたいな感じで結局4hくらい空港の手前の待合所で待つ羽目になった。暇つぶしの本持っててマジよかった。

ようやく中にはいったのはだいたい19時を過ぎたくらいだったが、適当に飯を食べ、また受付の前で寝た。

後から聞いた話では、ニューデリーのメインバザールは多くのバックパッカーの心をへし折る洗礼の地として悪名高いらしい。

こわいねえ…

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