8/21午前3時に起床し、急いで準備をして真っ暗の中で朝食を済ませた。
午前4時ごろ、出発するころには雨が降り始め、不安を抱えつつも出発。
メインザックは雷鳥沢ヒュッテに置かせていただいて、サブザックのみで行くので少し気持ちが楽だ。
ヘッドライト1つで橋を渡ると、音だけが聞こえてとても怖い。
出発してすぐ、班のみんなが “オンギャー” という言葉をことあるごとに発するようになった。
山の霊にでも取り憑かれたのかと思った。
とても大きい水たまりがたくさんあり、班のみんながそれを「オンギャーあります」とか、「オンギャー注意です」
とか言い出して怖かった。
しばらく行くと、登山道から外れて沢を上っていることに気づいた。
水たまりが多かったのは沢だったからなのか。
登山道から外れて沢を気づかずに上り、上るにつれて班のみんなが赤ちゃんになっていくという恐怖体験をした。
やっぱりみんな取り憑かれていたのかなぁ…
沢に登ってかなりタイムロスをして後ろの班に抜かされたかと思ったけど、後ろの班も間違えて僕たちとは違う沢を上っていた。
気が付いたら日が昇っていたが、霧だか雲だかがすごくて常に薄暗かった。
途中から岩だらけで高い山に登ってる感があった。楽しかった。
一の越山荘を超えてからが雨風が死ぬほど強くて寒くてマジできつかった。標高が高いからかすぐに息があがった。
途中で雨風が強すぎて岩陰に避難してしばらく待機した。
↑ 自然に親しみすぎるとこうなる(岩陰に避難)
Ogt(CL)さんとHrt(SL)が岩陰で握手してた。なんで握手してたかは忘れたました。
前の班と一瞬合流して、SL,CLが今後の話(悪天なのでどこで引き返すかなど)をして、話が終わったら
「~~まで頑張るぞー!」、「おおおおーーー!!」みたいになって熱かった。
そしてしばらく頑張って登って、雄山についた。
山頂にある神社でお祓いみたいなのを受けた。
体濡れてるし山頂寒すぎて死ぬかと思った。
その後、大汝山まで行き、そこで引き返した(悪天のため)。
帰りに雄山の神社で豚汁飲んだ時はとても体にしみて生き返る感じがした。
↑ ラルフ〇ーレンのタオルのOnztさん
下山開始して、だいぶ下ったところででっかい雪の塊があった。
2日目の行きではあまり霧で見えなかった地獄谷とか血の池が良く見えた。
雷鳥沢ヒュッテでメインザックを回収した後に温泉に向かったのだが、ここからがマジできつかった。
山行のメインが終わってるのに一番きつかった。Onztさんが死にかけてた。
↑ こんな時こそラルフ〇ーレンのタオルと言わんばかりのOnztさん
途中で向かっていた温泉が営業時間外であることがわかり、別の温泉に行った。
とても良いところで、そこで昼食もとった。
せっかく温泉でさっぱりしたのに、びちょびちょのザックと服で室堂ターミナルまで行き、山行が終了した。
夜は富山駅周辺の店で打ち上げがあった。楽しかった。
文責:田島

























