8/7 大朝日岳 TEAM KAZUHO
大朝日岳の噂は以前から聞いていた。
「キツい」「キツいのに山から帰ってくると『楽しかった』しか言えないように洗脳されて帰ってくる」と先輩に教えられ、
その実態を探るべく今回の山行に参加した。
当初予定されていたルートは
一日目 朝日鉱泉ナチュラリストの家→大朝日岳
二日目 大朝日岳→小朝日岳→鳥原山→朝日鉱泉
というぐるっと回るルートだったが天気が崩れることがほぼ確実だったため、
前日に古寺鉱泉からのピストンルートという新しいエスケープが追加された。
当日は朝3:30集合。無理ですね。僕は部室で寝ました。
朝。
皆さん朝が早い。すごい。(小並感)
KMRさん、ICIさん、TJさんと同じ車に乗り、古寺に向かう。
高速を寒河江で降り、下道を走って行くが、車のナビがなかなかポンコツで一同ヒヤヒヤしつつ走っていた。
目的地の近くまでいくとこんな看板があった。やはり山岳信仰が厚かったことが分かる。
この看板を過ぎ、少しいくと大井沢トンネルにさしかかる。このトンネルが不気味で、
心霊スポットなんじゃねえのという雰囲気だった。(本当は違うらしい)
ICIさん「怖いのはキライなんだよ!」
トンネルの先は細い林道で、道路に飛び出た雑草にバッサーしながら移動するEXTREME SENSYAをしていると古寺に着く。
この時点でアブが大量にいた。地図合わせの際、朝日鉱泉からのルート中にアブが大量発生していると聞いたが、
まさか古寺にもいるとは思わなかった。アブにはハッカが効くらしく、KMRさんからハッカをいただいた。
他のチームも到着し、準備を始める。
TEAM KAZUHOは最後に出発するパーティなので、雨が強まる中出発を待った。
メンバーは左からMKHTさん、BNB、KZHさん、MRKさん、NNさん、NSTM。
↓途中にこんなものがあった。
いいのこれ?ダメでしょ。困りますよ。
↑合体の樹に合体しようとするMRKさん。マズいですよ!
以下写真。
出発から50分経過。ここで休憩します。
先述の通りアブが多く不快なので、MKHTさんにハッカを頂いた。
MRKさん、NNさんがハッカを顔に塗り、「痛い痛い」と絶叫していたので、僕も顔に塗ってみる。
爆発しました。ドマゾの方は是非どうぞ。

休憩後ハナヌキ峰分岐へと向かう。
キツい登りや平坦な道などバリエーションに富んだ道を進んでいくと、
ハナヌキ峰分岐に到着。ここで福島高校の方たちとすれ違う。あいさつの元気が良く気持ちよかった。
道標。
道標を過ぎさらに進んでいくと前のチームが引き返してくる。
エスケープを決断したそうで、労をねぎらいつつ我々も進むが、荒天のためエスケープを決断。
ハナヌキ峰分岐まで引き返し、靴紐を締めたりヤケクソの歩荷解放などのため小休憩。
↑名前が刻んである木。尾瀬にもあるらしい。(自然破壊は)やめようね!
途中読図を挟みつつさっさと下山する。
下山して落ち着いた頃にはなぜか雨がやんだので山頂で飲む予定だったコーヒーを淹れたり、
手当たり次第に飲み物を温めたり、残りの歩荷を食べたりしました。
↑エモーい!
先発隊もエスケープを決断。全員で撤退しました。
この後汗やら雨やらでビッチョビチョの体を清めるため温泉へ。
温泉を出た後は道の駅チェリーランドさがえで昼食をとる。
トルコ料理の店があったのでそこで食べましたが店主さんが面白く、
トルコアイスの「どんどるまん」を渡す際にねばり気を生かしたパフォーマンス(渡すと見せかけて渡さない)をしてくれました。
ICIさん「これ本気の動体視力でバッってとったらどうなるんだろうな」
その後帰仙。
反省会の後夕飯のはずだったタコライスを食べた。
最後まで天気に振り回された山行でしたが、事故もなく良かったと思います。
おまけ
先発隊が戻ってきた後鳥原山小屋の管理人さんが駐車場に来た。イッヌをつれていたのでモフらせていただいた。
KUSEさんには懐いていたが僕がモフると「え、触んの?まぁいいけど…」みたいな顔をされた。
↑モフモフモフモフ
文責 Y.K.





















