山行記録

2018.6.9-10 岩手山

6月9日の朝。

ま、薪を持つ!?聞いてない!というのがこの日得た初めての感情だった。

ちょっとだけでもバレんやろwの精神でほんの少しの薪を持って行こうとしたところ、きっちり体重計で重さを量られ無事死亡。

僕は泣く泣く16㎏を持つことになった。

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今回のチームメンバーは小室さん(B6)、田村さん(B7)、軍司さん(B7)、原さん(B7)、イシトモ(B8)、大橋(B8)の6人でした。

今回は集合写真を撮ってもらうのを忘れるという失態を犯したので写真略。(おい記録)

というわけで登山開始。

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とりあえず一合目に到着。虫多し。

個人的に登山で一番辛いのは、体が一番回っていない最初から1合目までの間の気がする。

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ガスってて景色が全然見えない。しかもジメジメしててちょっぴりイライラ。

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軍司さんと小室さん。

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序盤から道端の花について花博士こと、田村さんに色々教えてもらいながら進む。

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登山開始から喋りっぱなしの彼は一人まだピンピンしていた。

本当に彼のエネルギー源は何なのだろうか。私、気になります。

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この山、岩場がかなり急登になっていて体力をゴリゴリ削られる。

今まで登ってきた山とは違うな、と感じた。

青色吐息だった僕はほとんど地面を見て歩いていた。

ふと気付くと植生もだいぶ変わり、道も歩きやすくなってきていた。

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7合目過ぎたあたりからの山頂。

山頂に近づいてきて山全体が大きく見えてきた。テンションは一気に爆上がりである。

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そしてようやく一日目の目的地である山小屋に到着!

登り切った達成感よりものしかかる疲労感のせいで滅茶苦茶眠かった。

それでもようやく薪を降ろすことが出来てハッピーな気分。

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うん眠そう。(私)

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こちらは原さんの持ってきたバナナ(だったもの)。朝確認したときは大丈夫だったらしい。

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たまげたなぁ。。。

しばらく経つと山にかかっていた雲が消え始め、少し退屈だった景色が一気に様変わりした。

眠気なんて飛んで行った。

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雄大な景色を愉しんでいたところ突如謎の人物が現れた。

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そう、皆さんご存知岩手山に生息する時をかける少女(少年)である。君が女装するのを未来で待ってる。

夜ごはんはすき焼き(要検証)だった。僕は初っ端から死にそうになっていたので、口に入るものは何でもおいしく感じた。

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あったかくて快適な山小屋で談笑するのは本当に楽しい。

え?皆が恋バナしてる中あの臭いトイレでTwitterやってた奴いるとかマジですか(困惑)。

寝る直前、歯磨きをしに外に出てみると綺麗な星が。

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そうして僕たちは20時で消灯。

ぐっすり眠れるかと思いきや話し声が絶えず、管理人さんが怒鳴る始末。。。

責任者はどこか。

そんなこんなで1日目が終了。

~2日目~

お???

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極寒の中じっと待つ。。。

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キタキタ日の出!!!

生まれて初めての雲海&山での日の出観測で人生で一番幸せな朝でした。

絶景を視界に収めながらすき焼きうどんを食べて準備万端!

陽が昇り始めた頃、眠気と闘いながら山小屋を出発。

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一日目と打って変わって最初の方は、歩きやすい砂利道のせいもあってかすいすい登っていけた。

ふと後ろを振り返ってみると、さっきまで泊まっていた小屋がこんなに小さく。

もうミニチュアの世界。

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少し勾配が急になり始めたところで山道左手奥にまだ雪のかぶった綺麗な山が見えた。

なんという名の山だろう。

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遥かなる高みへもう少し。。。

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かーらーの登頂!!!

達成感と一面の雲海とで気分も最高!

山頂は広々としていて気持ちよかった。

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このお二方の構図、絶対寝てる間に入れ替わってるやつ。

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こちらはいつぞやの時代から突如ワープしてきた忍である。怖い。

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噂によるとこの時山頂周辺に裸族がいたらしい。

そんなこんなで山頂でゆっくりしていたところ、前の石井さんチームが次の旅へと旅立っていった。

絵になる。

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景色も十分に楽しんで休息も取れたということで下山開始。

流石の彼も辛そうだった。

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正直帰り道はそれほど速く下った訳ではなかったけれども膝への負荷でかなりキツかった。

帰りは行きでは見れなかった景色がちらちら見えた。

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帰りはじゃじゃ麺を食し、銭湯へ。

何故かドヤ顔の彼。

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登山の後の湯は格別。

今回の山行は、初日の朝には想像もしていなかった景色と達成感を得られて最高でした。

山小屋泊や雲海など人生初のことが多く、大満足でした。

来年もここは登りたい。

最後になりますが、まず提出が大幅に遅れたことをお詫びします。

その間にスマホが変わるなどしてflickerに上げていなかった写真が失われ、所々書きたかったことが書けないという結果にもなってしまいました。

最終的に多くの方に大変なご迷惑をかけてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。今後このようなことがないように十分留意していく所存です。

文責:大橋暖