2016,8,21~23 剱・立山 二泊三日
メンバー
B4TB世代(三年生) 吉野・まさきよ・木下
B5TB世代(二年生)ともみ
8/21の昼下がり、我々一行は登山口のある黒部ダムへ向かうべく、JR信濃大町駅に集合した
タクシー、トロリーバスを乗り継ぎ、黒部ダムへ降り立つ
この写真では混んでる様子が全く伝わらないが、実際には混み混みであった
ザックを背負う身がどれほど罪深い存在だったか
黒部ダム(藻)
黒部ダムカレー(藻)
黒部ダムカレーソフト(藻)
黒部ダム、藻の印象があまりに強い
観光としては2時間もあれば満足できる
黒部ダムの奥へ歩いてゆき
キャンプ場に着いたのは午後1時のこと
日没までは6時間ほど残っている
ここでトマトソース1kgを持ってきたことを告白する自分
トマトソースの使い道で熱い議論が巻き起こった
そして
「魚肉ソーセージ潰してハンバーグ作ってトマトソースかけようぜ!」
まさきよのこの一言、食事係三年間のキャリアがなせる業か
ビジュアルはいい、味も悪くなかった気がする、つなぎには粉にした乾パン、食材の有効活用ができている
しかしトマトソースの自己主張が強い
結局トマトソースは無い方がいいという結論に至る
トマトソースは直飲みした、10gの塩分摂取。
夕飯は手巻き寿司、ハンバーグも食べて寿司も食べて、幸せな気分で眠りにつく
翌朝全員2時間寝坊した
二日目
黒部側から見る立山
立山から南に続く稜線、手前から順に龍王岳、鬼岳、獅子岳
立山(雄山)山頂から見下ろす黒部ダム、カールには雪渓が残る
標高3000m越え、奥に見えるのは立山神社
ここでお守りを買った
B4三人組、本当はここにもう一人B4がいたはずだったが
フィリピン?で病気?にかかって?来れない??
とのことでこの三人。
ここまではいい天気だったが、だんだんとガスが濃くなっていき、雨に変わり、別山山頂に着いた瞬間に雷へ
あと30分歩けばキャンプ場、というところで急遽剣御前小屋にエスケープ
今朝の寝坊が響いた、反省
うだうだ言ってはいるが、小屋の居心地の良さに全ての文句は消えていった
就職したらテントなんて使わないからなエンジニアの年収なめんな
小屋の本棚にオノナツメが置いてあったことが個人的に得点高い、今気づいたけど隣には諸星大二郎、垂涎もの。
三日目
いよいよ剱アタックの日、Twitterでそうつぶやいたらハタ君からいいねが届いた
朝、起きぬけに空を見ると濃い霧
雨雲レーダーによるとどうも分厚い雲が周辺に溜まっている様子
2時間ほど小屋で待機して雨が止むのを待った
AM7:00 小屋出発、始めはガスっていたが、時間とともに青空の気配を感じるようになる
AM9:00 剱岳に南方からアタックする別山尾根に入る
一服剱、前剱、剱岳、と三つのピークをつないでいくコース、この頃になっていよいよ青空が広がる
上の写真は一服剱の手前にて、稜線をやや西側に突き出た岩場から北側を写した写真
荒々しい岩稜、一同気を引き締めて前進する
絶壁を歩く
危険も恐ろしさも覚悟していったが、実際に登り始めれば動揺は無く、予想以上にスイスイと進んだ
手や足をかける岩の取り付きが非常に多く、次の一歩に困らない、クライミングの経験が無くとも、身体を次々に持ち上げることが出来る
駆け上がるように進んだ、その高揚感を今でもはっきりと覚えている
そしてついに・・・
剱岳、制覇!
丁度晴れ間が眼下に訪れた、標高2999m、絶景、達成感、本当に来てよかった!
今までの山では味わったことが無いほどの感動
ともに歩いた4人で記念写真
行程三日間のうち二日は行動時間10時間程あった、本当に頑張った
名残惜しさを感じながら下山、離れていく剱岳、何度も雲に埋もれ、また晴れて行く姿
次はいつこれるだろうか、ルートはどうしようか、学生の内に北方稜線を歩けはしないか、、、
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昼過ぎ、17時頃、立山麓の室堂バスターミナルに到着
バスに乗り込み、富山への帰路につく
三日間に留まるとは思えないほど濃い記憶となった
登山を始めてから三年目、ようやく山が趣味といえるようになってきた頃、その真髄を剱岳に教わった
文責:吉野






















