2016年7月某日
山域:山形県朝日連峰
さあ今年もやってまいりました。
以前から数々の自親会員を苦しめてきた山、朝日岳。
古来よりの言い伝えによると「3年生以上の脚がガックガクになる」「熱中症になる」「林道が危ない」「単位が落ちる」などといった恐ろしい話があるようです。
あと記録を書くために「あさひだけ」って打って変換すると「旭岳」が最初に出てくるのでブチ切れそうです。
僕は2回目で多少勝手がわかるのでまだいいですが
初見でここを登らされる人はたまったもんじゃないなあと改めて思いました。
さて、以下記録となります。
1日目
例のごとく部室に朝早く集合して朝日岳を目指します。
宮城県の空はどんよりしていて我々の気持ちを表しているかのようです。
トンネルを抜けて山形に入るといい感じに雲が切れていました。
きっと登っているうちに楽しくなるってことでしょう。
たぶん。
おそらく。
きっとね。
そんなこんなで高速を降り、普通の道を行き、林道を延々進みます。
この林道が長い。
しかも砂利道で幅員は一台分にちょっと余裕があるくらいなので毎回緊張します。
ハタ「おお~狭い」
小室ちゃん「狭いですね~」
小加藤「」
小加藤を林道で少し酔わせてしまいました。ごめんね。
そんなこんなで登山口へ到着です。
今回のメンバーは、左から小加藤、小室ちゃん、大地くん、後藤、大地くん、後藤、住友、ハタ、こうへいくんの9人と
写真を撮っているヤスを含めた10人だ(違う)
吊り橋や正攻法でひたすら川を渡ったら、
童心に返れる場所を見つけました。
休憩もそこそこに出発します。
沢沿いの道も終わりを告げ、いよいよ登りです。
・・・つらい
やっと展望が開けたと思ったら、こちらの方は限界を迎えてました。
スーパー湿布貼りタイムを経て回復を狙います。
たぶん元気。
気づいたら天気も良くなってきましたね。
雨男なんてもう呼ばせないぜ。うおお。
休憩で住友が何かを取り出しました。
喜久福です。冷たい。甘い。美味しい。
これにはみんなもニッコリ。
多少ガスってきましたが気にせず登りましょう。
ボヤア…
まさかあれは・・・
無事につきました。本当にこの尾根はつらい。
個人的には訓練よりもつらいんじゃないかと毎回思います。
ちょっとガスってますね。でも「誰のせいだ?」とか言い出さないだけ今回のメンバーは優しい。
ここでハタはキウィを、小加藤は水まんじゅうを持ってきてくれました。
どちらもとっても美味しかったです。
なぜか水まんじゅう撮ってなくてごめんね。
フォーエバー水まんじゅう。
紙面の都合により山頂から小屋に向かいます。
小屋についたら早々に各自の仕事にとりかかり、我々は水を汲みに行きました。
金玉水です。
うーん冷たくて気持ちいい。
天気図を書いてもらってる間に飯を作りました。

美味しくできたのでおじさんは満足です。
管理人のおじさんもおのくんを見せびらかしに来てくれました。
その後は山頂からの黄昏を嗜んだ後
ささやかに宴会をしてぐっすり寝ました。
2日目
おはようございます。
徐々に空が明るくなってきました。
朝食は白菜煮込みうどんです。
うつくしい稜線を眺めたら、もう下山の途に就きます。
朝日連峰ってなんでこんなに縦走したくなるような姿をしているんでしょうね。
あと小加藤はカメラに気付くとたいていあのポーズをするので個人的にとても好きな被写体の一つです。
てくてく歩いていくと・・・
出ました。
小朝日岳です。凶悪な見た目をしていますが実は意外ときつくない。
いかついニーチャンが優しくしてくれた時のようなギャップを感じるピークです。
さて、この先は割と冗長的なので端折ります。
決して飽きたからではありません。
一同「鳥原小屋から先は地味に長いからクソ」
だんだん疲れてきた体に金山沢!
水浴びをしてリフレッシュです。
周りの視線はもう気にしません。
さらに歩いていって急な坂を下るともう朝日鉱泉です!!!!
やったぜ!!
最期に20mほど登りが控えてました!!!!!!!!!
しんどい!!!!!!!!!!!
もれなく心を折られたら下山完了です。
このあとは「テストに追われる理系car」と「余裕のある文系+理生car」わかれて仙台へ帰りました。
我々の車はそばを食べるために走ってたら「ごはん味噌汁キャベツお代わり自由」の看板を見つけて
一瞬でとんかつ屋に行先を変更しましたとさ。
美味しかったンゴ。
おわり
文責 ヤス






























