訓練登山(北蔵王)
〜TEAMYUKIE編〜
7月19〜20日
訓練登山。
概要としては、
男子33kg、女子28kgのザックを背負って風が吹き荒れ雨の降る山を半日歩き通す。
今思えば憎たらしくてしょうがない企画です。トラウマですもう。
普段の自親会の活動の中で何度も話題には出てたのですが、1年生の僕にはその過酷さというものはあまり理解できずに当日を迎えました。
部室で荷物を背負ったときはまだ
「まあ何とかなるでしょ。」
でしたけど、結果的には
「おれ何やってんだろう?」
ですね。総じて言うと。もはや自問自答です。自分でも訳がわかりませんでした。
文章も訳がわからなくなってきてしまいましたので、
前置きが長くなってしまったのですがここから記録していきたいと思います。
1日目
部室に集まり、重りとしてペットボトルに水をいれ、ザックに詰め込みます。
朝早く、部室棟のいたるところで人が水道の水を大量のペットボトルに入れている・・・
珍百景に登録されんじゃねぇか。
そこから、先輩方に車で送っていただきました。
ドライバーをしてくださった先輩方、どうもありがとうございました。
到着して、
山小屋に1番乗りのグループだったので、小屋でトランプをしたり、勉強をしたり、あるいは睡眠をとったり。
人によって様々な過ごし方でした。
吉野君はモンベルの紙袋をノートの代わりにしてにお勉強。
吉野・・・どこの苦学生だ君は。
1人、山小屋を出てテントでお勉強していたのは木下君。
あの雨の中。
フラグだったのかな?
小屋から離れた駐車場でテントをたて、夕食です。
3110さんのストレスMAXポイントは、
ここで4テンに8人がごったがえしてた時だったそうです。
「ツインルームの4人使用」のようなものですね。
ご愁傷様です。
夕食は雑炊でした。自分のところの雑炊はとっても美味しかったです。
食事係の人たちに感謝です。すいません。
そして明日に備えて早めの就寝です。おやすみなさい。
しかし、
寝れない。
寝れない。
寝れない。
寝れない(怒)
雨風にこんなストレスを覚えたのはいつぶりでしょうか。
まあ、このストレスをぶつけるものがどこにもないので
気合で寝ました(怒)
2日目
いやーよく寝た。
おはようございます(泣)
まだ暗いうちから、訓練登山がはじまりました。
もちろん雨ですよ、ハイ。
出発前。
※この体勢が楽なだけです
※この体勢が楽なだけです
※この体勢が楽なだけです
ほら、ピースしてるでしょ。
僕らのチームは2番目に出発です。
ここから山行記録になるのですが、
我々のチームにおいて「三大事件」というものが勃発したのです・・・
(勝手に選びました)
其の壱
木下の退場
其の弍
中村の滑落
其の参
集合写真が1枚も無い
の3本です。来週もまた見てくださいね!じゃんけんぽん!うふふふふふ!
・・・さっきテレビに映ってたので。
(咳払い)
さて、
今笑い話になっているからこそ、ここに書くのですよ。
これ書かなきゃ書くこと無い、ってのは置いといて。
木下、中村、ごめんなさい。悪く思わないで。
あと記録のこと考えずにいてすいません。写真撮ればよかったです。すいませんでした。
木下くんは途中で体調不良により下山してしまいました。
柿澤さん、ご迷惑おかけしました。
ただこれにより二次災害が。
Flickr の TEAM YUKIE のアルバムに
木下の写真が1枚も無い
これも其の参の「集合写真が1枚も無い事件」の1つの要因となるのですが。
安心してください。木下くんの写真はまた別の機会にたくさん見れるでしょう。
そして中村くん、正直ヒヤリとしましたが、無事で何よりでした。
野口さんもお疲れ様でした。
先輩の頼もしさを改めて実感しました。目指します。
色々とありましたが、山行再開です。
淡々と進んで、
雁戸山山頂です。
またまた進んで、
南雁戸山です。
渋い顔です。聖也くん。
右側の手は3110さんでしょう。
さらに進んで、
八方平避難小屋。
ここからが長かった。
「おれ何やってんだろう?」
の自問自答タイムはここら辺がピークでしょう。
みんなでお互いを励まし合いながら一歩一歩、道を進んでいきます。
休憩中では、
聖也くん、石にお願いしても何も起こりませんよ。
その左側では、
大平さんが笑顔でパシャリ。
僕ですか?背中で語ってます。ええ。
そしてついに、
名ー号ー峰ーっ!!
このアングルとこの時の感情がまさしくこんなイメージでしたね。
ここでついに、重りの水を捨てます。嬉しかったです。
浴びますよ、そりゃあ。
聖也も頑張りました!ホントにいい笑顔だ!
水を捨ててやる気も出てきました。軽くなったザックを背負って、
「うわ!ホントに軽・・・
軽いか、コレ??」
あれ、やる気は・・・?
今までの山行で疲れがたまってたんですね
しかし歩き始めると、やはり重りを下ろした効果がはっきり実感できました。
先程までとは打って変わってスイスイ進みます。
緑ばかりで目にやさしい(皮肉)道を抜け、
こういった道になると、かなり余裕ができてきました。
ここで僕は聴こえるか聴こえないか分からないレベルの口笛を吹き始めました。
余裕からくるものでしょうか、負荷からの反動で頭がおかしくなったのでしょうか。
全く意味が分かりませんがサクサク進みます。
時間の都合上、ロープウェイには乗れそうになかったので、
エスケープをして、刈田岳に向かいます。
ガスで視界が悪い中、ラストスパートです。
そしてついに、
現代の人工建造物です。お久しぶりです。
ゴール!
あらかじめ電話をしておいたジャンボタクシーによって保護されました。
運転手のおばあさんの訛りに少し癒されました。
近くの駅まで運んでもらって、そこで解散。おばあさん、ありがとうございました。
これで僕らのチームの訓練登山は終了です。
来年またこれと同じことをすると考えると気が滅入りますが、
得たものは多い訓練登山でした。ちゃんと長期に活かしたいです。
さて次はいよいよ長期登山。怪我などには十分気をつけて、北海道を存分に楽しみたいです。
はちゃめちゃな記録ですいません。
一応、「集合写真っぽいもの」を貼っておきます。
最後に、フォロワーをしてくださった先輩方、特にこのチームだった岩井さん、在仙をしてくださった先輩方、そして改めて、ドライバーをしてくださった先輩方、どうもありがとうございました。
文責:たない














