山行記録
おはようございます。
訓練登山1日目の朝です。
 
 
部室前。まぁまぁ、そんなに萎えなくても。
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訓練登山とは何かって?
 
夏休みの長期登山の訓練として、
男子30kg、女子25kgの荷物を背負い10時間程度
北蔵王山域を踏破する山行のことであります
 
 
ちなみに
 
日本の小学4年生(男児)の平均体重は30.3kg、
ゴールデンレトリバー(盲導犬とかのあの犬)は25〜34kg、
部室にあるような小さい冷蔵庫は32kgくらい(私調べ)。
 
荷物の重さ、ご理解いただけたでしょうか
 
 
あまりの重さに
迎撃ミサイルみたいになったサトエリ。
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   それでは感動の長編スペクタクル・訓練登山の記録をお楽しみください。
 
 
 
 
 
笹谷峠駐車場です
 
川内から1時間ほどで到着しました。
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ドライバーを引き受けてくださったのは よしろうさん、きむらさん、でらさん です。
ありがとうございました!
 
 
駐車場から数分歩くと、今日泊まる小屋に着きます。
このときお昼前くらい。
就寝時間まで何をして過ごしましょうか?
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すぎーさんはおねむのようです
 
 
今はテスト期間の真っ最中なので、
 勉強道具を持ってきました。
 
勉強しますよ。山の空気は澄んでるから、勉強がはかどるなぁ!!(意地)
 
 
りょーき君・ひかりん・ぐっさんがトランプで楽しげに遊び始めました。
本当は私もトランプにまざりたかったのはここだけの秘密
訓練前に神経衰弱(笑)
 次の日に身体・精神ともに衰弱することを知りながら
神経衰弱に興じる3人。粋ですねぇ
 
 
午後6時30分
各自夕食を済ませたら就寝です
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 明日は2時起きだー
 
 
小屋が満員御礼のため
1年と2年の男子の方々が外のテントで寝てくださりました。
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雨が降って、浸水した方もおられたとか。
申し訳ない。
 3人、仲が良いですね(^^)
 
 
 
 
 
訓練登山2日目の朝がやってきました現在午前3時30分。
 
出発前に荷物の計量
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体重計の目盛を我らがフォロワーおばらさんがチェックするの図。
 
 
 
出発前に小屋で集合写真を撮りました。
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 本当に自分が歩ききれるのか?ちゃんと帰って来れるのか?
今までにない緊張を感じております
 
 
果たしてTEAM RYOHEIの運命やいかに
 
 
先発の2チームを見送って、午前4時30分出発です。
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 雨です…びちゃびちゃ
 
訓練て毎年雨なんですって。
 
 
 
まず目指すは雁戸山。
わりと急登で疲れます

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 休憩をはさみつつ

スタートから機械的に足を動かすこと3時間弱

  

やっと着いた雁戸山山頂。ぼやーん
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   次は、南雁戸山を目指します
 
 
 ここからが
 
悪魔のようにすべりまくる登山道(雁戸からの下り)
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この荷物に
この悪路。ヴヴヴ…
 
 
おしりで数mすべって
すべりだいを削り出したかっきーさん。
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 さながらわんぱく少年のよう
 
 
 
ズサーーー(写真の削除依頼申し受けます)
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あっ 南雁戸山じゃん。
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山頂で出会ったTEAM TOSHIKIのそーとめさんに癒されつつ
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次に目指すは八方平避難小屋。
 
テクテク……(無心に歩く)
 
 
 
あっ 八方平避難小屋じゃん。
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またもやTEAM TOSHIKIのみんなと合流
 
今回の山行は他チームのみんなとかなりの頻度で出会うのが楽しかったですね
出会うたびに励ましあったり、けなしあったりしてましたね
 
 
 
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 おちゃめなとっしーさんと通りがかりのりょーき君
 
 
次なる目標は名号峰。
名号峰を過ぎた分岐でおもりを捨てることができるのです!
 
 
へとへとに疲れたぐっさん。
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でも、カメラに気づくと
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ニコッ
 
 
もう絶望的に疲れたぐっさん。
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でもカメラに気づくと
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ニコッ
 
 
…男の美学を感じますね。
 
 
 
そんなこんなで着きました!みょーごーほーーー!!
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ナイススマイルE田さん
 
 
集合写真も撮りました
名号峰!やったーーーーー!
 カメラを置く位置がビミョーでしたが
皆さん良い顔してます
 
 
名号峰を過ぎてすぐの分岐でおもりの水などを捨てます!
おもりの水をぐっさんにかける
各自カッパの泥を落としたり、ぐっさんにぶっかけたり
水の捨て方は自由。
 
 
ザックが羽のように軽くなり無敵のスターモード突入
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ルンルン
 
 
でも意外と、ここからが長かった。
 スターモードは30分と持ちませんでした
 
へろへろになりながら熊野岳避難小屋へ。
小屋の中で休憩をしていると
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 にわかに外のガスが晴れてきました。
 
御釜が見られるかも!!と走り出す先輩3人
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はっ速い!! 待って〜!
 
 
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まぁ御釜の美しいこと。満足。
 
 
計画ではこのあと熊野岳山頂まで行く予定でしたが、おばらさんの
 
「立場上『熊野岳行きたくない人〜?』とは聞けない。だから、『どうしても熊野岳に行きたい人〜?』って聞く。」
 
というカリスマ的アンケートにより
熊野岳山頂のカットが決定。
 
 
 
蔵王山神社にて。
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 (単位とれますように…)
 
 
しばら〜く歩いてロープウェーじぞうさんちょう駅に到着!わーい
駅の手前にある大きな地蔵尊。
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 ロープウェー内で反省会をしながら、山形蔵王温泉スキー場へ下ります。
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 下界は気持ちよく晴れていました。
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青空の下、頭のてっぺんからつま先まで汗や雨や泥でぐちゃぐちゃの私たちは
 
蔵王の温泉街を凱旋パレード、もとい歩くゴミの行進(ちゃんみかさん談)。
 
 
 
温泉に入ってさっぱりしたら、食事処「とみたや」で夕飯を食べましょう
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 山形名物「肉そば」や「だしそば」、山形に無関係の定食類を注文。
とてもおいしかったです。
 
食後にさくらんぼをサービスしてくれたり、
「そば頼んだ人も、足りなかったらご飯あげるからね〜」と言ってくださったり、
おかみさんがとても良い人でした。
 
ご飯を有料で大盛りにした人(SZっぴさん)もいたんですけどね。(´・ω・`)
 
 
すっかり日は暮れて、あとはバスで山形駅前へ、
そこから高速バスで仙台へ戻るのみ。
みなさんお疲れのご様子
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だいっちょがサトエリと
「大型バス〜に乗ってますぅ〜♪」
って歌ってました。
疲れたのでしょう。
 
 
 
これで訓練登山はおしまいです。
こうして全員、晴れて長期登山への切符を手にしたのでした。
めでたしめでたし
 
物語は、長期登山へ続く!(ドラマチック)
 
 
 
文責:はるっぴ