３日目

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起きる. 暑い.

そういえば

日本で中国元を用意していなかったので

使える金がねえ. (やらかし)

というわけでまず昨日見つけておいた中国银行に直行. 

金を手に入れた後，唐突に

世界の屋根ことパミール高原に行くことを思いつく.

(まあ最初からそのつもりだったけど)

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行くには白タクかツアーの2択しかないんで迷わず白タクを選択. (やらかし)

とりあえずテキトーにタクシーに乗ってみる.

するとドライバーがウイグル人で中国語が通じず辟易したが

パミール高原に行きたいと伝えると

このタクシーでは無理的なことを言いだしたような気がしたので，

降りて作戦を練ろうかと思ったがそのまま降りるタイミングを失い，

気付いたらよくわからない郊外のバスターミナル的な所で降ろされた(5元).

降りたら農村出身らしき中国人の親父がウジャウジャいて囲われたんで, 

あとは一人一人話したり値段交渉したりして最終的に

気の合いそうな四川省出身の親父と意気投合して辺境地帯に向かう運びとなったね.

长城汽车风骏6 に乗り込み, (500元+タバコ2箱で交渉成立)

往復約500km・7時間の旅が始まる.

まずはカシュガル市街地を抜け，

ポプラ並木の防風林に囲まれた一本道をひたすらに西に進み，

時には荒涼とした岩砂漠地帯を越え，

農村部を通過し， (疏附乌帕尔县，ئوپال كونا شەھەر)

ぐんぐん標高を上げる.·

いくつかの検問を突破し森林限界を超え， (3000m付近)

Кызылсуу кыргыз oоданы (クズルス・キルギス族自治州)

Брңкёлы (ブルンキョル) に入国したところで小休憩.

ここから更にぶっ飛ばして，

日帰りでなんとか帰れるギリギリの地点である，

タシュクルガンおよび喀拉库勒湖を今回の日帰り遠征の終端とした.

喀拉库勒湖とわたし.

崑崙山脈の西端・慕士塔格山 7,546m.

この山脈を超えればタジキスタンとアフガニスタン. 

パミール高原での一枚. 

ここまで来る途中にだいぶ標高を上げた結果軽い頭痛が生じていたので,

一通り満足した後はすぐに乗ってきた白タクで

カシュガルとかいう下界に戻ったね. (帰路省略)

そういえば帰りに羊飼いや高山動物をよく見かけたね.

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一瞬で帰還.

カシュガルに戻ると北京時間で20時 (新疆時間で18時)くらいだった.

昼とか何も食べてなかったんで，(やらかし)

まずは昼飯と夜飯を食べて，

あとは歩いて宿に戻り，

さすがにいろいろ疲れていたので爆睡. 

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3日目おわり