旅行記

B7平泉旅 〜ママチャリ編〜

1日目


2018年5月4日7時40分、T村・N村2氏によるママチャリ組は

「ゆうて昼過ぎに着くっしょ〜」

などと余裕をぶちかますロード・クロスバイク勢を横目に部室を発ったのであった


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この日は非常に天気が不安定で、

大崎市に入るまで雨が激しく降っては止むことを繰り返していたよ

我々はそれでもペダルを踏んだ、踏んだ、、、

その勇姿は当時の目撃者たちの口を通して次々に広まり、

大崎市では今でも「銀輪二壮士の伝説」として語り継がれているという、、、

大崎市に入ると時刻は11:30を回っていた

晴れ間も見えてきたのでこの辺で昼飯にしようやという話に

そこで我々は4号沿いの中華料理屋「川香菜房1号店」へ入ったのだった

この店がその後我々と数奇な運命を共にすることになろうとは露知らずに、、、

店に入りメニューを見た我々は愕然とした

や、安い、、、

そして運ばれてきた料理を見た我々は再び愕然とした

お、多い、、、

料理を口にした我々は三度目の愕然を余儀なくされる

う、美味い、、、

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↑天津飯セットと唐揚げ定食(共に700円)を食べるT村・N村両氏
(2人ともサラダから食べ始めていることからも両氏の健康志向ぶりが垣間見える)

愕然の連続で震えが止まらなかった我々だったが

なんとか持ち直し再び平泉へと歩を進めた

途中ロードバイク組から離隊してきたG司氏を迎え、県境まで迫る
(写真では老近眼に悩まされる諸君には伝わらぬかもしらん)

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平泉に入った我々は喜びも束の間

今大会最大の難所とも言えるキャンプ場までのエグい上り坂を登っていった

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T村氏はこの極限状況下でチャリを押して走るという暴挙に出た

そしてやっとのことでキャンプ場に着いた

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飯食ってテントインして寝た

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2日目

2日目は平泉観光をした

詳しくはここを見てくれや

この日T村氏の自転車のサイドスタンドがM子氏の魔手にかかり

あらぬ方向に曲がってしまったのだが

それでも自重を支えんとする自転車のひた向きな姿は多くの人々の心を捉え、

見物人に一人とて袖を濡らさぬ者はなかったという

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↑事件後幾ばくもないT村氏の自転車

3日目

…前日の宿泊場所、三迫川河川公園を出発した我々は

再び2チームに分かれて4号を南下し、仙台を目指した

朝7時頃出発したのだが、なんと八幡平のメンバーから目撃されていたらしい

この事実を知った時大崎市にいた我々はあまりの驚きに

公衆の面前にも関わらず素っ頓狂な叫び声を上げてしまった

その奇態は当時の目撃者たちの口を通して次々に広まり、

大崎市では今でも「叫声二壮士の伝説」として語り継がれているという、、、

途中でオサレなコーヒーショップに寄ったり

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チャリンコを担いで階段を上ったりしましたね、、、

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そんなこんなで大衡村の手前まで着いた我々はセブンイレブンでしばしの休憩を取っていた

休憩を終え出発した直後のN村氏にその事件は襲いかかった

セブンを出て数メートル、後輪に明らかな違和感

嫌な予感が脳裏をよぎる

思い過ごしであってくれと願うN村氏

しかし振り返ったN村氏の目に映った「それ」は違えようもなく、、、

パンクしとるやないか〜〜い!

とりあえず近隣の自転車屋を探すがいかんせん田舎の日曜日、例に漏れず開いている店がない

唯一脈アリだったのが約4km戻ったところにあるAE○NBIKE

肩を落としながら仕方なく引き返す我々であったのだが

足取り重く歩きける道中、ふと顔を上げた我々の目が捉えたのは予想だにせぬものだった

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なんと、初日に訪れた川香菜房に2号店が存在したのである!

これすごい話やな!これすごい話やで!

と異口同音に感嘆の文言を並べる我々であったが、とりあえずは自転車屋に行くことにした

ところが、、、、

GW中真っ只中の店内にはピリピリとした雰囲気が漂っており

恐る恐る店員に尋ねてみると

「いまお預かりしてもお返しできるのは明日以降ですね〜」

とのことだった

しばし方策を練ってみたものの、結局自転車を預けることに、、、

ハア〜〜〜〜〜〜〜

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ガン萎えしてしまったN村氏(a.k.a 職業不定ホームレス男性)だったが

いい時間だったので昼飯を食べて解散しようということになった

もちろん川香菜房である

メニューは1号店と若干異なっていた

この時N村氏は本格四川担々麺を注文したのだが

そのあまりの美味さに激しく心を揺さぶられ

後に通常山行で炎の料理人と化したという、、、(ココ参照)

昼飯を食べた後、T村氏は自転車で、N村氏は電車でそれぞれ帰ることになった

かくして2018年5月6日15:00頃、両氏は無事に仙台に着くことができた

N村氏の自転車はどうなったかだって?

それはまた別の機会にお話ししよう、、、

文責:やましたりゅうじ(a.k.a N村)