旅行記

 

富士の旅(富士山編)

 

 

 

いよいよ富士登山です!

 

↑気合い十分のお二人

 

富士登山での目標はご来光をみること!

なので晴れててほしかったのですが・・・

 

 

 めっちゃガスってる!

しかもますますガスは濃くなっていく・・・

 

↑後ろが真っ白でなにもみえない

 

せっかく来たのに

 

「もう帰っちゃおうか?」

 

とか言っちゃうくらいガスってて

この時点で萎えていました

 

係のおじさんに今後の天候を聞いてみても

この状態がしばらく続くとか

雷の危険もあるとか

不安になるようなことしか言ってませんでした

 

まぁせっかくここまで来たんだから

晴れることを信じて登るしかありませんね

 

登るんじゃボケェ〜(やっぱりガスで先がみえない)

 

登り始めた直後からガスに加え小雨が降り出しました

途中、ゴロゴロと雷も鳴り始めました

 

ご来光どころか頂上も無理かも・・・

 

と思いつつも登る

 

登ってる間、こめはよく山ガールの話をしていました

若い女性には100%あいさつをしてましたね

 

こんのは始めからどうもペースが上がらず

こめに何度も止まってもらっていたのですが

標高3000m付近でこんのに異変が・・・

 

別に道が険しいわけでもなく

ザックも普段の登山よりは軽いはずなのに

息切れ、動悸がかなり激しかった

 

そのうちまともに登れなくなってきました

今考えれば軽く高山病になっていたのかもしれません

 

結構つらそうだったので

こめがついに優しさをみせる!

 

 

ダブルザック!!

 

自分はありがたくも情けなかったけど

こめが嬉しそうにダブルザックするので

まかせることにしました

 

そういや富士サファにいたときも

重いもの担いでないと落ち着かないとか

体がフワフワして安定しないとか言って

やたらと重いものを担ぎたがっていた

 

富士サファにあった百葉箱をみつけて

 

「あれ担ぎてぇ〜」

 

とか言うほどでした(変態です)

 

記録係が体調不良だったので登山中の写真はかなり少ない

 

まぁ登っても登っても同じような道だったし

ガスっててなにもみえないし

写真とることもなかったけど・・・

 

そんでも8合目あたりからガスが無くなり

雲を追い抜き始めたので

一気に天気が良くなりました

 

 

これならご来光見れるかも!!

 

希望がわいてきました

 

それよりも心配なのがこんのの体調・・・

 

ザック背負ってないけれど相変わらずまともに登れてません

途中休憩を何度入れてもらったことか・・・(ホント申し訳ない)

 

たしか9.5合目から10合目にかけて

休憩を2回もとりました

 

かなりペースを落としてもらい

少しずつ少しずつ山頂を目指す

 

↑またガスってる

 

そしてついに頂上に到達!!

 

記念撮影します

 

 

自分は精いっぱい笑顔のつもりだったけど

後でこの写真確認したら生きる希望を失ったような顔をしていました

 

それにしても日本一の山登ったのに

みんなもっと嬉しそうに写れんのか!

 

山小屋が開くまで30分以上時間があり

寒さのあまりこんのときちたろうはうずくまりじっとしていました

いまにも冬眠しそうな感じだった(ていうか実際居眠りしていた)

 

こめは相変わらず元気で

山頂のいろいろなものをみてまわったそうです

 

 

富士山の最高峰である剣ヶ峰(ここが3776m)

 

火口付近にて

 

その後は山小屋で夕食をとり早めに就寝

明日ご来光が見れることを祈ります

 

そして朝を迎えました

 

 

快晴です!!

 

あとは日が昇るのを待つのみ

 

が、真夏とはいえ富士山頂は真冬のように寒かった

 

↑スキー客みたいなこめ

 

お〜寒い寒い

 

そしてついに・・・

 

 

ご来光!!

 

広がる雲海、空のコントラスト

そして輝く朝日

 

めっちゃ感動しました!!

 

夜山小屋の中でずっと富士山にきたことを後悔していた自分も

モーレツに感動しました

富士山きてよかったと思える瞬間です

 

ご来光の写真撮るときデジカメのバッテリーが非常に少なくて

ハラハラしました

 

富士サファでキョンをたくさん撮ってるとき

バッテリーを激しく消耗したらしい

 

(ここでの反省点: 撮影枚数  キョン > ご来光 )

 

ここでも記念撮影

 

↑髪かぐしゃぐしゃのこめ     

 

 

それにしても人がいっぱいいたなぁ

 

 

↑長蛇の列。まるでありんこのよう

 

下山ルートはめちゃくちゃ楽だった

 

↑こんな道がずっと続く

 

昨日は元気だったのに下山となると

こめは劇的に萎えていた

 

途中、こめの圧縮袋に穴があいて

完全に萎えていました

 

非常に速いペースでどんどん下る

 

こんのの体調もかなり回復しました

 

 

須走口の下山は面白い

 

ざー、ざーっと砂で滑りながら降りるんです

 

歩くコツがつかめるまでは

ざー、ざーーーーー、ガッ、ざーー

 

てな感じでした

自分だけは後ろのほうで思いっきりコケていました(気付かれてない)

 

テンションの高いきちたろう。もはやどこを向いてるのかわからない。

 

そのうち森林に突入

ここらの道は涼しくて気持ちがよかった

 

↑昨日の体調がウソのように元気なこんの

前方には早く下山したくて先を急ぐこめ

 

 

 

 

下山しました〜

いや〜実に早かった

 

 

帰りは温泉に入ります

 

 

 

 

温泉から富士山みれるらしいけど

雲がかかってて見えなかった

まぁ散々見てきたんだから良いか

 

 

 

これをみてこめは

「ちゃんと落としたら自分の存在がなくなっちまうよ」

とか言っていた

 

風呂上がりは珍しいモンを飲む

(自分は正統派なので牛乳を飲む)

 

 

 

そのお味は・・・

 

静岡来たらみなさんも飲んでみてください!

 

そして今回の旅は無事終了

 

 

・・・と思いきや

 

帰りの駅のエレベーターにて

 

 

ビー、ビー、ビー

 

 

「な、なんだ!?」

 

いきなり警報が鳴り出す

 

どうやらこんののザックがひっかかり

警報ボタンを押してしまったようです

 

あわてて駅員さんに謝りにいきました

(駅員さんはとても優しく対応してくれました)

 

最後まで足を引っ張るこんのでありました

 

 

 

お疲れさまでした〜

 

ご来光みれてほんと良かった!

 

 

 

文責 こんの